在宅勤務やおうち時間の増加により、「座る時間が長くなった」方も多いのではないでしょうか。
座る時間が増えることで、「健康増進の運動をしていても、寿命が短くなり、肥満度が高くなり、糖尿病や心臓病のリスクが高まる」ことが報告されています。(厚生労働省「座位行為」より引用)
このほかにも、うつ病の発症や自律神経の乱れなど、私たちの座る生活は健康被害と大きく関係しています。
「日常生活の中で座らない」ということは難しいので、座るイスにこだわってみませんか?
私たち日本人が慢性的に感じている
- 「肩がこったな」
- 「首が痛いなぁ…」
- 「目の奥が疲れる」
という悩みを少しでも緩和して、快適な生活を取り戻しましょう。
2年間ゲーミングチェアを使用している私が紹介します!
ゲーミングチェアは「ゲームをしない人」にもオススメだね。
ゲーミングチェアとは
ゲーミングチェアの特徴は高機能・高性能を兼ね備えているところです。
もともと、ゲーミングチェアはプロゲーマーが愛用するイスとして、長時間イスに座り続ける人向けに、人間工学に基づいた身体サポート機能を備えた高機能なイスとして知られていました。
ゲーミングチェアは、
- 頭を支える「ヘッドレスト」
- 腰を支える「ランバーサポート」
- ひじ掛けの「アームレスト」
- 脚を支える「フットレスト」
- 仮眠のとれる「リクライニング」
などの機能により、無意識状態の座っている際に、良い姿勢を保つことができます。
自分自身で疲れにくい環境をつくって、集中できる環境を整えましょう!
ゲーミングチェアを購入する際に見るべきポイント
チェア型・座椅子型のどちらを選択する?
ゲーミングチェアは大きく分けて、高さ調節可能な「チェア型」、直接床に座る「座椅子型」の大きく2つに分類されます。
普段の生活の使用用途に応じて選択しましょう。
1日のうちに15分以上デスクに向かう習慣のある方は、チェア型がおすすめです。
「チェア型」は高さ調整することで、ゲーミングチェアの機能性を発揮させることができます。
併せておすすめしたいのが、子どもの勉強机にゲーミングチェアを採用するという考え方です。
ゲーミングチェアを使ってみると実感するのが、とにかく疲れにくい!!
私が子ども時代にゲーミングチェアの存在を知っていたら、勉強机に合わせるイスとして迷わず親に購入をお願いしたと思います。
注意点: 購入後にアームレストが机に当たるなどのトラブルを回避するために、購入の際は高さ調節の可動幅と自宅のデスク高さを測っておきましょう。
お部屋を広く見せる工夫としてローサイズの家具でそろえたい方は「座椅子型」の選択を考えましょう。
360℃回転するタイプの座椅子型もあり、立ち上がることなく向きを変えることが可能です。
「身体をあずけたときの安定感」を求める方は座椅子型のゲーミングチェアを検討してみてください。
チェアが備えるサポート機能で選ぼう
イスに座っているときは「座ること」に関して無意識な状態が続きます。
購入の時点で機能性を確認しておくことで、使用時はずっと恩恵を受け続けることができるので大変重要です。
ゲーミングチェアの購入は、コストパフォーマンスと相談ですが、
- どんな機能を重視するか
- どの程度の機能性を求めるか
というように予算と機能のバランスを考えてみましょう。
愛用しているチェアで機能を紹介します。
ヘッドレストに頭を預けることにより、首への負担が軽減されます。
頭は身体の中でいちばん重たい部位と言われているので、首への負担は想像以上です。
動画を観たり、読書をする際によく使います。
座っているときに「私は猫背になっていない」と胸を張って言い切れるでしょうか?
ランバーサポートによって姿勢を自然に矯正してくれるからこそ、ゲーミングチェアは疲れにくいといえます。
ゲーミングチェアを使い始めて気がついたことで、腕にはかなりの負荷がかかっています。
手首の疲れだけでなく、肩こりも解消されました。
デスクの高さとアームレストの高さをそろえることで、タイピング時に腕や肩にかかる負担を大きく軽減してくれます。
オットマンは脚を置くことができます。
リクライニングと合わせることで、脚を伸ばしながら休憩や仮眠をとることもできます。
使用しないときに座面の裏に収納しておきましょう。
私はデスクワークがメインなのでオットマンは不要でした。
読書などでゲーミングチェアを利用するシーンでは活用できると思います。
チェアシートの素材で選ぼう
ゲーミングチェアのシート素材はいくつか種類があります。
シート素材によって機能や価格帯も変わってくるので、好みのシート素材を選びましょう。
高い通気性が特徴のファブリック素材です。
さらっとした肌触りが心地よいため、長時間座り続けたり、暑がりな方におすすめです。
レザー系素材と比べて、安価にラインナップされておりカラーバリュエーションも豊富です。
予算に限りがあるけど、デザインも重視したい方にはこの1脚です。
合成皮革は「フェイクレザー」と呼ばれ、ポリウレタンなどの合成樹脂を重ねることで作られる素材です。
合成皮革は本革のような高級感が特徴です。
耐久性・耐水性に優れているのが特徴で、うっかり水をこぼしてもサッとふき取ることができます。
デスク周りで飲食をよくする方におすすめです。
座面やサイド面にウレタンが内蔵されているタイプは包み込まれるような程よいホールド感を演出してくれます。
ウレタンを使用しているゲーミングチェアは全体的に疲れにくい傾向にあるため、長時間作業をする方にはおすすめです。
費用がかかっても高機能なチェアが欲しい方はこの1脚です。
2年間ゲーミングチェアを使ってみた感想
私も思い切ってゲーミングチェアを購入し、実際に2年間使ってみました。
結論!!!
「間違いなく、先行投資分は回収できた!!」と感じています。
※ライター(あずきなな)の個人的な感想です。
私も1年前までは普通のイスを使用していましたが、ゲーミングチェアの「疲れにくさ」の機能面に非常に満足しています。
「1日当たりの効果が大きい」と感じることは難しいですが、1週間、1か月、1年と使い続けるにつれて効果を実感することができます。
ゲーミングチェアはある程度の機能性を重視すると、2万円~4万円という価格帯になりますが、2年間使用してみると、壊れることもなくコスパ抜群の買い物だったように思います。
2年間使ってみましたが、ヘコたれることもなく毎月800円程度で使えると思えば、大満足です!
これからゲーミングチェアの使用3年目に突入しますが、3年間使うことができれば毎月およそ550円!
もう、昔のイスには戻れません!!
2022年におすすめのゲーミングチェアはこれだ!
2年間ゲーミングチェアを使ってきた私が、今後、買いたいおすすめのゲーミングチェアを紹介します。
「友だちや家族に紹介するならどれ?」をテーマに、それぞれの好みに応じた3種類を厳選したので参考にしてください。
アメリカ・中国・日本の3ヵ国からしっかりしたブランド力のあるメーカーを紹介します!
DXRACER(デラックスレーサー)【アメリカ】
DXRACER(デラックスレーサー)の製品は高級スポーツカーを思わせる高級感のあるデザインや快適な座り心地が特徴です。
DXRACER(デラックスレーサー)元々はアメリカでスポーツカー向けのシートを製造しており、ホールド性、可動性といったノウハウを活かしてゲーミングチェアの開発・製造を行っています。
世界中のプロゲーマーが愛用していることでも知られ、世界的なeスポーツ大会でも使用されています。
AKRACING(エーケーレーシング)【中国】
AKRACING(エーケーレーシング)は中国を拠点とする企業で、人間工学に基づいた膨大な分析データにより、快適な座り心地や、高機能を兼ね備えているのが特徴です。
世界中で活躍するプロゲーマーから高い支持を集めており、その高い人気度からユーザーの満足度はうかがえるところです。
RAKU(ラク)【日本】
RAKU(ラク)は大阪に拠点を持つ株式会社福和楽が提供するブランドです。
RAKU(ラク)は実際に私も2年間愛用していて、その機能性は確認済みです。
非常に価格帯と機能性のバランスがよいのも特徴です。
価格帯も15,000円前後と比較的リーズナブルとなっており、安価な製品を購入して後々、後悔するよりも日本企業から安心して購入したい方はこの1脚です。
初めてゲーミングチェアを購入される方の最初の1脚としてオススメします。
GTRACING・JAPAN【日本】
GTRACING・JAPAN(ジーティーレーシング)も日本法人を設立し、Amazon売れ筋1位を獲得するなど、2022年になって抜群の人気を誇るゲーミングチェアブランドです。
気になる価格帯も、2万円以下の商品も多く、機能面でも倍以上する価格帯と同じような機能性を兼ね備えます。
安心のメーカー1年保証や全国無料発送、数日以内に発送と手厚いサポートも充実しています。
こちらも初めての1脚に間違いなしのメーカーです。
さいごに
ゲーミングチェアを購入して2年間使ってみた感想を踏まえて、オススメのゲーミングチェアを紹介しました!
人間は無意識のうちに環境に影響を受けるものです。
通常のイスをゲーミングチェアに変更することで、疲労の蓄積を軽減できるのであれば、購入の検討をする余地もあるのではないでしょうか。
それぞれの使用用途や予算に合わせて最適なゲーミングチェアを選んでください。
さいごまでお読みいただきありがとうございます。