- キャンドル作家になるための方法
- キャンドルは作るだけではない
- あずき ななのキャンドル作品を紹介
この記事を書いたひと
- upi’s-shop代表 キャンドル作家 あずきなな
- イベント出店販売 2度の出店がすべて完売
- 東京都内2店舗で出品(レストラン、クリニック)
ハンドメイドをはじめたきっかけ
私は、結婚するまでは実家で過ごすOLでした。
休日の過ごし方は、外に食事に行くことと、愛猫と戯れること。
特にこれといった趣味のない、無趣味の20代OLでした。
ぼくは相当、愛でられて、ちょっぴり迷惑したよ?
そんな私は、感染症の流行で世間が大混乱の中、結婚し、実家を離れました。
実家で過ごしているときはあまり気にならなかった無趣味な自分。
ですが、多趣味な旦那さんと自分を比較してしまい、
私も没頭できる趣味が欲しい!!
と思うようになりました。
そんな時に、SNSで目に入ったのが「シェル型のキャンドル」です。
一目見たときから、その可愛さに惚れて、「自分でつくりたい!」と初めての衝動に駆られました。
旦那さんも「せっかく興味を持てたのだからやってみたら?」と背中を押してくれ、私のキャンドルづくりが始まりました。
簡単ではなかったキャンドルづくり
「さぁ、キャンドルをつくろう!」と思った私ですが、世の中はパンデミック真っ最中。
キャンドルスクールは休業中。
友だちにもハンドメイド作家はいませんでした。
困った私が頼ったのはYoutubeでした。
趣味のなかった私は毎日Youtubeでお勉強。
1か月間でおよそ100時間以上Youtubeを視聴して、制作イメージを固めていきました。
制作イメージはできた!でも、何を買えばいいの?
制作イメージができた後にぶつかった壁は、「なにを買えばいいかわからない!!」ということでした。
そこから、再びYoutubeでお勉強。
Amazonで材料や道具を購入しましたが、結果的にはムダになってしまった備品もたくさん買ってしまいました。
▽▼私が愛用している道具や材料はこちら▼▽
材料はそろった!けど、キレイなキャンドルがつくれない…
キャンドル作りの道具や材料がそろった後にぶつかった壁は
「キレイなキャンドルをつくる!」ということでした。
- 気泡が入る
- ひび割れする
- 形がきれいに定まらない
と、思うようにいかない毎日。
またしても、私はYoutubeでお勉強の日々に戻りました。
振り返れば、「キャンドルを作ろう!」と決心してから、勉強や試作を重ねて、納得のいくキャンドルができるまでに、約3か月を費やすこととなりました。
人からお金をいただくことの重み
納得のいくキャンドルを作り始めて1ヶ月が経った頃、友だちや会社の同僚にプレゼントすると、
「これ、ななちゃんが作ったの!?」と必ずみんなが驚きのリアクションをくれました。
何ヶ月も勉強や試作を重ねて、やっと自分の趣味ができた当時の私には、これほど嬉しいほめ言葉はありませんでした。
だんだんと、友だちや同僚から
「売ってみたら!?」
と言ってもらう機会が増えて、ハンドメイドキャンドルの販売を考えていたある日。
母から一言。
「キャンドル自体は可愛い。」
「けど、それだけではお客さんは買ってくれないんじゃないかな?」
この一言で、私は「ハッっ」としました。
今までは、趣味としてハンドメイドキャンドルを作っていた。
けれど、人からお金をもらうということは、そんなに簡単ではない。
せっかく買ってくれた人をがっかりさせてはいけない。
私は「こだわって作ったキャンドルを誰かに届けたい」と2度目の決心をしたのです。
そこからは、ラッピングの勉強を始めました。
- 「お部屋に飾りたい」
- 「友だちにプレゼントしたい」
こんなことを言ってくれる友だちや同僚がいたので、再び、何十時間もYouTubeを見て勉強するエネルギーをもらいました。
こうして、私はハンドメイド作家として、人からお金をいただけるようになりました。
ハンドメイド作家になった私が想うこと
ハンドメイドとの最初のかかわりは、無趣味な自分を変えることでした。
ですが、はじめて、ハンドメイドの販売でお客さんからお金をいただいた日から、私の中でハンドメイドは「初めてできた趣味」から、「責任ある大切な仕事」へと変わりました。
私にとってハンドメイドは「誰かとのつながり」そのものなんです。
私のハンドメイドは、自分ひとりでは、
「趣味」から「誰かの役にたつ」までには成長しませんでした。
- キャンドルを褒めてくれた友だち
- 「欲しい」と販売を勧めてくれた同僚
- 商品を店頭に置いてくれたお店のご夫婦
- 「人に届く」助言をくれた開業医の先生
- 顧客目線でいつもアドバイスをくれる妹
- お金をいただく大切さを伝えてくれた母。
- 私の挑戦をいつも応援してくれた父。
- 最初から背中を押してくれた旦那さん。
誰かの役に立ちたいと決意したあの日から、
私にとって、ハンドメイドを作るということは、応援してくれるすべての人の想いを背負うということです。
だから、応援してくれる人や自分自身を裏切らないためにポリシーがあります。
- 自分がもらって嬉しいものをつくる
- 時間を忘れて没頭できるものをつくる
この2つを自分のポリシーとして胸に刻んでいます。
私のハンドメイドを「必要としてくれる方にお届けすること」は今まで、私を支えてくれた方への恩返しでもあるのかなと思っています。
ハンドメイド作品を紹介!
私、あずき ななのハンドメイドはキャンドルづくりから始まりました。
いまでは、キャンドルづくりのノウハウを応用して、いくつか商品数を増やすことができました。
ソイキャンドル
キャンドルと一言でいっても、原材料は数多く、特徴もバラバラ。
私が作るソイキャンドルは天然由来のソイワックスのみを使用することにこだわります。
どんなお部屋でもインテリアとして使えるよう、ラッピングなどキャンドル以外にも気を配ります。
- ソイを原料としたワックスを100%使用
- ソイの効果で、燃焼中に空気洗浄効果がある
- ソイ特有のマットな仕上がりでかわいい
- 火気を取り扱うため注意が必要
- 火を灯すと無くなる儚(はかな)さ
- 大豆アレルギーのある方は×
さいごに
私、あずき ななのハンドメイドについて、さいごまでお読みいただきありがとうございます。
ハンドメイド作家さんが数多くいらっしゃる中で、私の記事をさいごまで読んでいただけただけでも、とってもありがたいことです。
私のハンドメイドを買ってくれたお客さんが2回目以降もリピートしてくれて初めて、お役にたてたと実感しています。
私のハンドメイドをいいな!と思ってくれる方のために今日もていねいに、責任をもってハンドメイドづくりを頑張ります。
あずき なな