あなたは、お部屋のコード類をどのように収納していますか?
コード類が出っぱなしだと、お部屋がごちゃごちゃした印象になってしまいます。
電源コードをテレビの裏に隠したりすると、気づいたころにはホコリまみれということも…。
今回は、3coinsで買うことができる竹製のコード隠しボックスを塗装技術でコーティングすることで、リメイクします。
コーティングによって、汚れ防止や撥水機能を新たに追加し、竹製のナチュラル素材をさらに高見えするアイテムにバージョンアップする方法を紹介します。
- きれいなお部屋のつくり方がわかる
- モノに価値を加える塗装を知れる
- 3coinsのバンブーコンセントボックスを紹介
3coinsの竹製コード隠しボックスって?
最近、テレワークの定着などの影響で、お部屋の中の家電が増えていませんか?
家電製品には、必ずコンセントと家電本体をつなぐ電線コードがあります。
そんな家電のコードを収納して、キレイに見せてくれるのがコード隠しボックスです。
多くのお店では、プラスチック製のコード隠しボックスが商品展開されていますが、3coinsでは、収納ボックス上部のフタが竹で作られた、おしゃれな商品を販売しています。
販売価格は税込み550円と3coinsの特徴である300円ではありませんが、お部屋をおしゃれにしてくれるアイテムがほぼワンコインで買えると思うと嬉しいです。
コードを収納するボックス部分は丸みを帯びたカーブ形状で、かわいらしいフォルムとなっています。
ボックス側面からもコード類を取り出せるように、隙間の空いた設計が実用的です。
底の面は均一に水平を保っているためグラつき感もなく、安定した使い心地となっています。
ボックスの底部分は、比較的に多くの面積が穴の開いた構造になっています。
これは、家電コードが通電する際に発する熱を外へと放出させる役割があります。
ボックス底なので、インテリアとして置いた際も穴の開いた部分が見えることはなく、さりげなく高機能を実現してくれます。
側面にも、配線を通す穴が開いていることで空気の流れが発生し、より熱のこもりにくい設計となっています。
大切な家電を熱トラブルから守るためにも、しっかりと熱の放出機能が備わったコード隠しボックスを選ぶようにしましょう。
余計なコード類を整理してお部屋を明るくしよう
たくさんのコードが見えたままの状態では、いつも散らかっているような印象のお部屋になってしまいます。
いくつもの家電製品を同時に使用している場合は、出しっぱなしの電源コードは、コードが絡まる原因にもなりかねません。
さらに、むき出しのコードに溜まったホコリを掃除するには、1本ずつ水拭きするなど非常に大変…。
少しでも早く、コードはまとめて収納しておきましょう。
掃除が楽ちんになるってイイね!
「コードをまとめて収納しておく」だけであれば、どこのメーカーのコード隠しボックスでも良いと思います。
しかしながら、おしゃれなお部屋にしたいのであれば、3coinsの竹製コード隠しボックスがいい仕事をしてくれます。
竹という自然由来の素材を取り入れることで、プラスチックだと無機質なコード隠しボックスも、ナチュラル系のあたたかみのあるインテリアに早変わりします。
コードをしまうただの箱ではなく、竹を魅せるおしゃれで小さなインテリアとして、お部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。
余計なコードを実際に収納してみた
私のお部屋でも、さまざまな家電のコードが床に散乱していました。
無造作に置かれたコードがどこか散らかった雰囲気をつくり、あまりきれいなお部屋とは言えない状況です。
まずは、床に直置きされていたコードを束ねてボックスに収納します。
このとき、断線の原因となるので、無理やりコードを折り曲げないように注意してください。
どうしても、入らないコードがある場合は側面のコード出し用ボックス穴に通すことでスッキリとした印象を与えることができます。
コードを収納することができたら上部のフタをしめて完成です。
上部や側面などの穴からコードを出すことができるので、すっきりと余計なコード類をしまうことができます。
これまで床に出しっぱなしだったコードを収納することで、ごちゃごちゃ感のない空間に生まれ変わります。
竹製のフタが、自然素材特有の温かみのあるナチュラル感を演出してくれるので、お部屋をきれいに見せるインテリアとして活躍します。
3coinsの竹製コード隠しボックスをリメイクしよう
3coinsの竹製コード隠しボックスは、550円とは思えないほどおしゃれなアイテムですが、あえて欠点をあげるとするなら、「表面加工がない」という点です。
ボックス上部にあるフタ部分が竹でできており、複数の竹を繋ぎ合わせることで、1枚の板状に成型されています。
竹でできたフタの表面は、ある程度、やすり掛けされているため、竹の節が盛り上がっているなどはありませんが、やや、ざらつき感と指先の引っ掛かり感を感じます。
つるつるの表面に憧れる♪
竹製のフタが既製品のままだと、小さなお子さんがいたずらをしたときに、竹の細い繊維が刺さってしまうなど、ケガをする恐れがあります。
ほかにも、表面にたまったホコリの掃除がしにくいというデメリットもあります。
そんな、デメリットを解消するために、今回は塗料を塗って、表面をつるつるコーティングしました。
触り心地や撥水性、見た目などが驚くほど改善されたので紹介します。
3coins商品を塗料でコーティングしてみた
3coinsの竹製コード隠しボックスに塗料を塗ることで、
- フタの表面のひっかかり感がなくなった
- 水をこぼしても撥水してくれる
- つるつるした見た目で高見えに
と、モノの価値がグッと高まりました。
今回使用した塗料は、「ハーモニックレジ」という浸透・造膜型防水剤です。
この浸透・造膜型防水塗料はプロの塗装職人が使用することでも知られています。
浸透するものであれば基本的にどんな物にも塗装することができ、塗装後に薄い膜をつくることで、汚れが付きにくく、防水機能を付け加えることができます。
本来は外壁や石の塀に塗装する目的でプロの塗装職人が愛用しており、屋外の雨風や紫外線から守ってくれる役割を担います。
今回の塗装で使用したハーモニックレジ塗料の特徴
- 防水しながら蒸気を通す
- 耐酸性に優れ屋外の酸性雨から建物を保護
- 浸透性造膜型なので効果が持続
- 水性塗料を上から塗装可能
- 汚れが付きにくく清掃が簡単に
- 京壁、土壁、珪藻土壁に塗布すると粉落ち防止
浸透・造膜型防水塗料を3coinsの竹製コード隠しボックスに塗装したことで、表面のざらつき感がなくなり、竹の繊維が飛び出す危険性もなくなりました。
表面がつるつるにコーティングされたことで、ホコリが溜まってもサッとひと拭きするだけで、お掃除ができます。
さらには、光沢感のあるコーティングによって、竹全体が引き締まり、高級感のある小さなインテリアに生まれ変わりました。
屋外の塗装職人が愛用する浸透・造膜型防水塗料は、値段はやや張りますが、価格に匹敵する効果がありました。
塗装コーティングする前と、した後では同じ竹製のフタとは思えないほどの仕上がり具合です。
まとめ
きれいなお部屋をつくるには、まずは整理整頓が大切です。
これまで、出っ放しになっていた電源コードをスッキリ収納するだけでも効果がありますよ。
さらに、コード隠しボックスを収納の用途だけで置いておくのはもったいないので、塗装コーティングすることで、高見えするおしゃれなインテリアにグレードアップすることができます。
塗装の技術というのは、古くから私たち人類の知恵として活用されており、有史時代以前から誕生していたといわれます。
モノに塗装を施すことで、新たな機能を追加し、今までになかった新たな価値を創造することができるのが塗装技術です。
木の屋根にオイルを塗ったり、ファラオ像に染色したりしていたよ!
現代の私たちの暮らしの中にも塗装の技術を取り入れて、ステキな暮らしをしていけたら幸せですよね。
ムダなものを整理して、価値あるものを取り入れることで快適な暮らしを手に入れましょう。
さいごまでお読みいただきありがとうございます。