岡山県の県北に位置する蒜山(ひるぜん)は広大な蒜山高原を構え、「西の避暑地」「西の軽井沢」として知られ、避暑地として人気の観光地です。
道の駅 風の家に立ち寄る!
米子自動車道蒜山ICを降りてすぐ、約1分のところにある道の駅です。
「道の駅 家の風」は高速道路を利用して蒜山を訪れた際に、蒜山ICから1番近くにある観光スポットです。
乳製品や工芸品、ジャージー牛乳ソフトクリームや産直野菜などが並び、蒜山の魅力を感じることができます!
「道の駅 風の家」の目印は大きな看板
「道の駅 家の風」の目印はこの大きな看板です。
米子自動車道蒜山ICを下りてすぐ視界に入るので、迷うことはないでしょう。
道の駅には無料駐車場は224台停めることができます。
新鮮な野菜!とれたて野菜市場
とれたて野菜市場では、蒜山で収穫された新鮮な野菜や果物が販売されています。
産直のため、四季折々の旬な野菜がお手頃価格で買えるので、とれたて野菜市場を目当てに訪れる方も多くいます。
蒜山の地元野菜は「蒜山大根」!!
蒜山大根はとても甘くてみずみずしいご当地野菜です。
初夏から初冬にかけて売り場に並ぶので、見つけることができたらラッキーですよ☆
道の駅 風の家
- 【住所】岡山県真庭市蒜山上徳山1380-6
- 【電話】0867-66-4393
- 【営業時間】8:30~16:30
- 【定休日】4~11月は無休 12~2月は水曜休 3月は第1、2水曜休
- 【アクセス】米子自動車道 蒜山IC から約1分
- 【駐車場】有/無料/224台
- 【備考】時期や曜日で変更する場合がありますので、事前に店舗へお問い合わせください
塩釜の冷泉で自然の涼みを!
塩釜の冷泉は蒜山高原にあるひょうたん型の泉です。
1985年に日本名水百選に選ばれており、名水の由来は、透き通った湧水が1年を通して水温11度と非常に冷たいことから名づけられました。
古事記に登場する高天原伝説が示す場所は「塩釜の冷泉」ではないかという説もあります。
塩釜の冷泉は水が絶えず湧いており、日光が差し込むことで、青白い神秘的な色をしています。
天然のイワナやヤマメなどが悠々と泳いでおり、自然の豊かさを実感することができます。
水温11度の冷泉に触れてみよう!
塩釜の冷泉のすぐ隣に、湧き水に触れることができる場所があります。
1年間を通じて水温が11度のため、非常に冷たい冷水に触れることができます。
訪れたのは真夏の炎天下でしたが、10秒以上、冷水に手を入れることができないほど冷たく、非日常感を体験することができました。
塩釜の冷泉
- 【住所】岡山県真庭市下福田27-50
- 【電話】0867-66-2511(真庭市蒜山振興局地域振興課)
- 【アクセス】米子自動車道 蒜山ICから約15分
- 【駐車場】有/無料ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジの駐車場を利用
塩釜堂で甘味を味わう
塩釜堂は塩釜の冷泉への入り口に位置する甘味処です。
観光で疲れた身体に染み渡るジャージー牛ソフトや、冷泉のお水を使用したスイーツを楽しむことができます。
「ジャージー牛乳ソフトクリーム ひるぜんミルク」(税込400円)
蒜山高原といえば、ジャージー牛が有名です。
ひるぜんミルクはとても濃厚で、ミルク感を味わいたい方にオススメですよ☆
塩釜堂
- 【住所】岡山県真庭市下福田27-50
- 【電話】0867-66-3959
- 【営業時間】10:00~16:00
- 【アクセス】米子自動車道 蒜山ICから約15分
- 【駐車場】有/無料/ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジの駐車場を利用
ひるぜん焼きそばを食べよう!
B級グルメで優勝に輝いた「ひるぜん焼そば」の誕生にはストーリーがあります。
昭和30年代ごろに蒜山の各家庭において、焼肉のタレを用いた焼きそばや、ジンギスカンを食べることがブームとなっていました。
その後、各家庭で味噌やジンギスカンのタレ、リンゴやニンニクなどの独自の配合を繰り返し、現在のひるぜん焼そばの味噌タレへと進化しました。
こうして、親鶏のかしわ肉とキャベツを入れた焼きそばが美味しいとブームになり、ひるぜん焼きそばが誕生しました。
ひるぜん焼きそばを提供しているお店
「ひるぜん焼きそば」を提供しているのは、ひるぜん焼きそば好いとん会公認の8店舗となります。
- 休暇村 蒜山高原
- ヒルゼン高原センター
- 高原亭
- 炭火焼肉 いち福
- 悠悠
- やまな食堂
- 粋呑房
- 道の駅 風の家
やまな食堂は昭和59年創業の定食屋で秘伝の味噌だれと親鶏のかしわ肉の弾力がクセになり、”ひるぜん焼きそば”提供店舗の中でも非常に人気があります。
私が訪れた際は100分待ちの状況でしたので、テイクアウトを利用するか、時間に余裕をもっての来店を心がけてください。
蒜山の観光地をたくさん回りたい方には待ち時間があるので、あまりオススメできません。
やまな食堂
- 【住所】岡山県真庭市蒜山上長田2050-2
- 【電話】0867-66-4113
- 【営業時間】3~11月まで 10:30~16:00 / 12~2月まで 11:00~15:00
- 【定休日】木曜日 祝日
- 【アクセス】米子自動車道 蒜山IC から約15分
- 【駐車場】有/無料
炭火焼肉店が作るひるぜん焼そばを食べることが出来ます。
炭火焼肉店だからこその新鮮なお肉と秘伝の味噌タレを使用した”ひるぜん焼そば”が食べられるのはココだけです。
ソース辛くない味噌ベースの秘伝のタレが非常においしく、焼肉屋さんが提供する親鶏のかしわ肉も弾力があり大満足でした。
普段と違う焼きそばが食べたい方にはオススメのお店です。
炭火焼肉 いち福
- 【住所】岡山県真庭市蒜山中福田207-5
- 【電話】0867-66-5366
- 【営業時間】11時~14時 17時~22時
- 【定休日】月曜日
- 【アクセス】米子自動車道 蒜山IC から3km
- 【駐車場】有/無料
CTLパビリオン「風の葉」 隈研吾氏
隈研吾氏がデザインを監修したことで話題となった東京・晴海に建設されたパビリオン(CLT PARK HARUMI)が2021年7月15日より岡山県北部の蒜山に移設されました。
蒜山に移設後は新名称「風の葉」として、新たな観光名所となっています。
CLTとは、ひき板を並べた際に、繊維が交差するように組まれた積層接着式の木材素材のことです。
国産のヒノキ材とスギ材から加工された真庭市産のCLTがパビリオン「風の葉」に多く使用されています。
パビリオン内部には無料で入場することができ、天井を見上げると青空と木目調のデザインが織りなす幻想的な雰囲気を味わうことができます。
パビリオン内部には、隈研吾氏がデザインした様々な木材アート作品も展示されているので、立ち寄った際にはぜひ、内部に潜入してみてくださいね!
アイエム[インターネットミュージアム]Internet Museum Youtubeチャンネルより
CLTパビリオン「風の葉」
- 【住所】岡山県真庭市蒜山上福田1205-220 岡山県真庭市蒜山高原内
- 【アクセス】米子自動車道【蒜山IC】から約3分
- 【駐車場】「ヒルゼン高原センター」駐車場を利用
蒜山高原で深呼吸をしよう!
蒜山高原は雄大な大地一面に芝生が広がります。
ジャージー牛が自由に歩き、白樺があり、ヒマワリが咲く景色に癒されることでしょう。
あたり一帯を通り抜ける心地よい風を肌で感じながら、「西の避暑地」「西の軽井沢」と言われる絶景を心行くまで堪能することができます。
白樺の丘でピクニックをしよう!
アニメの一場面に出てきそうなほど立派で、白色が際立つ白樺の樹。
蒜山高原の緑と空の蒜山ブルーをコントラストに写真を撮りたいスポットが数多く存在します。
白樺の丘の周囲には、ベンチやテーブルなども用意されているので、ランチをもってピクニックなどもオススメです。
幸せが近づく!?愛の鐘を鳴らそう!
白樺の丘の上には「鳴らせば幸せになれる」と言われる愛の鐘があります。
見て楽しい、写真を撮って映えるスポットが数多く存在しているのも、蒜山高原を訪れたい理由の1つですね!
白樺の丘
- 【住所】岡山県真庭市蒜山上福田1205-281(休暇村蒜山高原)
- 【電話】0867-66-2501(休暇村蒜山高原)
- 【アクセス】米子自動車道 蒜山IC から約7分
- 【駐車場】有/無料
- 【備考】冬季は積雪で立ち入りが困難な場合があります
ひまわり畑を探そう!
蒜山はヒマワリが数多く植えてあることで有名です。
主に夏の時期が中心になりますが、蒜山地域のあらゆるところでヒマワリ畑を観ることができます。
ヒマワリ好きの方は、カメラ片手に蒜山を訪れるだけで幸せになれるでしょう。
さいごに
蒜山の観光モデルコースを紹介しました。
夏の時期は期間限定で無料周遊バスが出ているので、公共交通機関を利用して蒜山に訪れることも可能です。
車のある方は広大な自然をドライブしながら駆け巡る観光スタイルがオススメです。
自然を肌で感じたり、おいしい食事やスイーツを堪能したり、写真を撮ったりと、カップルや家族問わず、1日中満喫できるのが蒜山です。
蒜山には楽しむための場所・材料は十分にありますので、気合を入れて楽しみ尽くしてくださいね。
宿泊での観光を検討している方は、こまめに旅行サイトを確認してみましょう。
シーズンや、予約状況に応じて思わぬお宝プランで予約ができちゃうかもしれません!
さいごまでお読みいただきありがとうございます♡